「フラメンコを踊りたい」って思う人たちへ
2015年 01月 13日
自分も昔そうだったけど、
どうやったらフラメンコらしく踊れるんだろうって、
フラメンコ研究生はいつも頭を抱えてる。
振付けも一応マスターして、そして一生懸命に練習して、
スペイン人の踊り手の映像を見まくったりして、
自分なりにイロイロと研究しても、
ど~~してもフラメンコらしくない気がするし、
フラメンコの味すらも出てないような気がして、
「どうやってもフラメンコにならない」 という悩みに。。。
それで、私の経験を含めての話だけど、
日本では、フラメンコの研究生、もしくは練習生って、
必ずどこかの教室に所属して勉強して、
そして別の教室で魅力的な先生を見つけたら、
習っていた教室をやめて別の教室に移動したり、
今の時代では、日本でもスペイン人などのクルシージョを簡単に受けられるので、
そういうところに通ったりして、
自分に合った勉強方法を見つけながら
フラメンコらしくなるように勉強をしていくのだけど、
悲しいかな、かなりの年月を重ねても
そう簡単には、フラメンコにはならない。
もちろん、「フラメンコっぽい振付け」 を踊れば、
少しはフラメンカに踊っているように見えるけれど、
スペインのフラメンコの観点から言うと、
それは、表面を飾っているだけ。
ってなことで、いきなり厳しい結論になってしまうけど、
スタジオをいくつも移動して、いろんな先生に習おうが、
スペイン人のクルシージョをいくつも受けようが、
今の自分を、まず変えられない。
ただし、肉体的条件次第で有利な場合は出てくる。
人それぞれ、持って生まれた身体の条件というのがあって、
生まれながらに身体的能力を持っている人は、
絶対的に有利であるのは言うまでもない。
そういう身体を持っている人が、肉体訓練をしたら、
自由自在に身体が動くし、ガンガン踊れるようになる。
だから、先生のコピーを出来ちゃうし(これは勉強過程では絶対に必要な事)
フラメンコらしく見える振付をマスターすることが出来る。
このように踊れちゃう人を、フラメンコをあまりよく知らない人から見ると、
めっちゃめちゃカッコよく見えるし、
ものすご~くフラメンコに見えるし、感じちゃうし、
とにかく、すっごいフラメンコの踊り手に思えちゃうのだ。
でも、フラメンコをよ~~く知った人が、
身体がものすごく動く、まるで体操選手のような身体能力を持った踊り手が
バリッバリに踊る姿を見ても、
悲しいかな、全くフラメンコを感じないのが常なのだ。
「踊る事がうまい」、と思うけど、「フラメンコじゃない」 のがわかってしまう。
自分に身体的能力がないと思う人は、
別にガッカリする必要も全くない。
へタッピ―な踊りだって、
人の心を打ち、人の心に一生刻まれるフラメンコを踊る事を
もちろん、、、いや、もちろんどころか、絶対に出来るのだ。
と、色々と話の方向がズレちゃっているように見えるかもしれないけれど、
今まで私は何度も何度も言い続けてるし、
今日のブログでも声を大にして言いたいのは、
「フラメンコ」を本当に踊りたいのなら、
① スペインの国を知って
② アンダルシアの土地を知って
③ スペインの人々をたくさん知って
④ スペインの昔のフラメンコアーティストをたくさん研究して
⑤ スペイン語を理解できるように徹底的に勉強して
⑥ スペイン人のフラメンコのカンテを心から好きになって
⑦ スペインの古いカンテや、へレス、カディス、モロン、レブリハーノとか
地方色の強いカンテを、聞いて聞いて聞きまくって、
⑧ スペイン人の踊りを見て、学んで、研究しまくって
⑨ 自分の人生を襲う、たまらない辛さ、悲しさ、口惜しさと闘い続け
⑩ そして幸せや喜びの感動で、心をいっぱいにする
こういう事を、24時間、365日、それを何年も何十年も続けていけば、
絶対に絶対に絶対に、我々日本人の誰でもが、スペインのフラメンコに近づくことが出来る。
身体が固かったり、手足をすぐに動かせない人や、
トロい人、踊りにぜ~~んぜん向いてない人だって、
今こうして挙げた10個の事を何十年と続ければ、
いつぞやか、フラメンコになってくるのだ。
フラメンコを心から好きであるなら、
そして、心の底から「フラメンコを踊りたい」、と思うのなら、
じっくりと年数をかけて、ぜひやってみてください。
5~10年で結果を出そうなんて、フラメンコはそんな甘いもんじゃありません。
「私はフラメンコにならない」 と、振付けだけを見てどんなに悩み倒しても
絶対にフラメンコにはなりませんぞ。
1月13日
どうやったらフラメンコらしく踊れるんだろうって、
フラメンコ研究生はいつも頭を抱えてる。
振付けも一応マスターして、そして一生懸命に練習して、
スペイン人の踊り手の映像を見まくったりして、
自分なりにイロイロと研究しても、
ど~~してもフラメンコらしくない気がするし、
フラメンコの味すらも出てないような気がして、
「どうやってもフラメンコにならない」 という悩みに。。。
それで、私の経験を含めての話だけど、
日本では、フラメンコの研究生、もしくは練習生って、
必ずどこかの教室に所属して勉強して、
そして別の教室で魅力的な先生を見つけたら、
習っていた教室をやめて別の教室に移動したり、
今の時代では、日本でもスペイン人などのクルシージョを簡単に受けられるので、
そういうところに通ったりして、
自分に合った勉強方法を見つけながら
フラメンコらしくなるように勉強をしていくのだけど、
悲しいかな、かなりの年月を重ねても
そう簡単には、フラメンコにはならない。
もちろん、「フラメンコっぽい振付け」 を踊れば、
少しはフラメンカに踊っているように見えるけれど、
スペインのフラメンコの観点から言うと、
それは、表面を飾っているだけ。
ってなことで、いきなり厳しい結論になってしまうけど、
スタジオをいくつも移動して、いろんな先生に習おうが、
スペイン人のクルシージョをいくつも受けようが、
今の自分を、まず変えられない。
ただし、肉体的条件次第で有利な場合は出てくる。
人それぞれ、持って生まれた身体の条件というのがあって、
生まれながらに身体的能力を持っている人は、
絶対的に有利であるのは言うまでもない。
そういう身体を持っている人が、肉体訓練をしたら、
自由自在に身体が動くし、ガンガン踊れるようになる。
だから、先生のコピーを出来ちゃうし(これは勉強過程では絶対に必要な事)
フラメンコらしく見える振付をマスターすることが出来る。
このように踊れちゃう人を、フラメンコをあまりよく知らない人から見ると、
めっちゃめちゃカッコよく見えるし、
ものすご~くフラメンコに見えるし、感じちゃうし、
とにかく、すっごいフラメンコの踊り手に思えちゃうのだ。
でも、フラメンコをよ~~く知った人が、
身体がものすごく動く、まるで体操選手のような身体能力を持った踊り手が
バリッバリに踊る姿を見ても、
悲しいかな、全くフラメンコを感じないのが常なのだ。
「踊る事がうまい」、と思うけど、「フラメンコじゃない」 のがわかってしまう。
自分に身体的能力がないと思う人は、
別にガッカリする必要も全くない。
へタッピ―な踊りだって、
人の心を打ち、人の心に一生刻まれるフラメンコを踊る事を
もちろん、、、いや、もちろんどころか、絶対に出来るのだ。
と、色々と話の方向がズレちゃっているように見えるかもしれないけれど、
今まで私は何度も何度も言い続けてるし、
今日のブログでも声を大にして言いたいのは、
「フラメンコ」を本当に踊りたいのなら、
① スペインの国を知って
② アンダルシアの土地を知って
③ スペインの人々をたくさん知って
④ スペインの昔のフラメンコアーティストをたくさん研究して
⑤ スペイン語を理解できるように徹底的に勉強して
⑥ スペイン人のフラメンコのカンテを心から好きになって
⑦ スペインの古いカンテや、へレス、カディス、モロン、レブリハーノとか
地方色の強いカンテを、聞いて聞いて聞きまくって、
⑧ スペイン人の踊りを見て、学んで、研究しまくって
⑨ 自分の人生を襲う、たまらない辛さ、悲しさ、口惜しさと闘い続け
⑩ そして幸せや喜びの感動で、心をいっぱいにする
こういう事を、24時間、365日、それを何年も何十年も続けていけば、
絶対に絶対に絶対に、我々日本人の誰でもが、スペインのフラメンコに近づくことが出来る。
身体が固かったり、手足をすぐに動かせない人や、
トロい人、踊りにぜ~~んぜん向いてない人だって、
今こうして挙げた10個の事を何十年と続ければ、
いつぞやか、フラメンコになってくるのだ。
フラメンコを心から好きであるなら、
そして、心の底から「フラメンコを踊りたい」、と思うのなら、
じっくりと年数をかけて、ぜひやってみてください。
5~10年で結果を出そうなんて、フラメンコはそんな甘いもんじゃありません。
「私はフラメンコにならない」 と、振付けだけを見てどんなに悩み倒しても
絶対にフラメンコにはなりませんぞ。
1月13日
by amicielo33 | 2015-01-13 23:59