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   Puntos y Línea ~点と線~

10月から気がもめる事が山ほどあって、

ブログを書かなきゃなぁ~と思いつつ、

どうしても書く気力がなく、、、

仕事と練習に明け暮れた1ヵ月でした。


毎回、同じことを言うけれど、あっという間に11月になり、

もう来週に本番を迎える事になっちゃった。

今日は来週の「Puntos y Línea ~点と線~」について少し説明をしたいと思います。



今回の舞台は、とにかく、歌い手のダビ・ラゴスが主役。

踊りはあくまでも「飾り」の存在で、

ダビのカンテを存分にお客さんに聞いていただきたい、というのが主旨なのだ。

それも、今年ウニオンのカンテ・デ・ラス・ミナスコンクールで優勝したばかりの、

スペインで最高に旬な、ダビ・ラゴスが、たっぷりと歌ってくれるのだ。



今まで何度も書いたけど、ダビのカンテで踊るのは本当に難しい。

普通のスペイン人の歌い手の場合でも、わりと一般的なコンパス数というか、

オーソドックスなコンパス数で、踊り手がわかりやすく歌ってくれるけど、

ダビの場合、もちろんガッチリとコンパス感を保ちながら、

まるでUFOが、地球散策のために、フワフワと飛び続け、

着地するかなぁ~?と思っても、またフワ~ッと飛び、

そして、突然、ストン!と垂直に下降して着地する、みたいな、

そんな感じで歌うので、100%の集中度で彼の歌にひっついていかないと

収拾がつかなくなって自爆してしまうのだ。



フワフワという表現をしたけど、これがシギリージャとか、ソレアとか、

ブレリアとか、アレグリとか、人間の生きる芯の強さがモロに出る歌は、

グァァァァーー!と鉄の塊のような感覚で飛んだかと思うと、

周りの風も空気も、そして木々でさえも突然巻き込んで、

うねりまくって、地球面に穴を開けるように落ちてくる。

時には、炎のようになって、空中で燃えてしまう、、、そんな感じ。



でも、何度も経験してきたことだけど、

あまりの凄いカンテに、踊りながら感動が極まってしまって、

思わず踊るのをやめて、

ダビのところに駆け寄って、

涙チョチョ切らせながら 「ダビ~、なんでそんなにスゴイの~」 って、 

言いたい衝動に駆られる。

まさか本番中はこんな事出来ないけど、

でも、それくらい感動をくれる歌なのだ。



まぁ、‶私の好み” っちゃあ、好みで済まされるのだけど、

なぜか、彼のカンテにメチャメチャ心を惹かれる。

他に、特に私がたまらなく好きな歌い手が数人いるけれど、

ダビは今まで何度も歌ってもらってきたので、CDで聞ける以外の、

色んなカンテを、いーっぱい聞かせてもらったりして、

それで余計にファンになっているのかもしれない。



小島先生も、森田の志保ちゃんも、私も、

それぞれが個々の点の存在で、一人では何も出来ないけれど、

ダビのカンテによって、散らばっていた点が繋がってきて、

そして線になり、その線にフラメンコの魂が宿る、と伝えたいタイトルなのだ。



ダビのカンテで踊る時にいつも思うこと。

それは、、、お客さんには、‶踊り手が主役” として見ていただくので、

堂々と自信を持って踊っているように見ていただけるかもしれないけれど、

実は、、、踊る側としては、ミスしないで踊れるかとか、そんな事を心配する事よりも、

「ダビのカンテにちゃんとついていけるか」、という不安が強い。

心配。。。 そして、、、チャレンジ。



彼と実際に合わせの練習をするまでは、

振り付けなんてちゃんと決められないし、

全体の50%くらいはアバウト状態にしておかないと、

彼の歌で、大幅に予定を変えなくてはいけない事が多々発生するのだ。

だから、本番まであまり時間がない場合は、

本番前日の夜から、

「大丈夫かなぁーーー、、ダビの歌についていけるかなーーー、、」 という、

不安言葉を何百回となく言ってしまう。



でも!!!

これこそ、最高の幸せの時なのだ!

「あ~~~~何という至福の時!」 と感じられる、

今まで何十年と、ひたすら暗中模索でフラメンコを勉強して、

どんなに足が痛くても、具合が悪くても、ひたすら辛い訓練をしてきたからこそ

得ることの出来た幸せなのだ。



で、、、

今、カ・ン・ゼ・ン に、今回の舞台で弾いてくれるギタリストの、

ホァニの事を無視して、ダビのみを書いてしまったけど、

これはなぜなら、ホァニの事をまだ知らないのダ。

来週、初めて会うので、彼のギターについてまたブログでお伝えします。



今回のチラシに、ホァニの写真を載せるにあたって、

まず、モリタの志保ちゃんのところに彼の写真を彼に送ってもらい、

志保ちゃんが、「笑いました」 と一言、私に謎めいたメールをくれ、

その後、チラシデザインの制作過程で、初めて彼の写真を見たのだけど

私はPCの画面に向かって、

ガハハハハハハハハ!!!って大笑いしてしまった。


普通、ギタリストの写真って、少しうつむき加減で熱演している写真がほとんどなのだけど、

ホァニの場合、、、、

(チラシに載っている写真は小さいので分かり辛いけれど)

完全にロックバンドの演奏者のような写真じゃない?

頭を思い切り振って、髪の毛が横に振り乱れている、

こんなフラメンコギタリストの写真を初めて見たので、
ツボにはまって、その後、何度もPCを開いて写真を見て楽しませてもらった041.gif




とにかく、本番を見に来てくださる皆さま、

踊り、もちろん頑張りますが、

ダビのカンテを存分に楽しんでくださいね!




そういえば、、、

(私も出演して踊るので、私の踊りに興味のない方々に強くお勧め出来ないのだけど)

新人公演であれだけ、カンテ・デ・ラス・ミナスのコンクールへ!と宣伝して

日本中にこのコンクールの存在を大宣伝して、どれほどカンテ・デ・ラス・ミナスが

素晴らしいもので、それと日本フラメンコ界が繋がれた喜びを散々言ってたのに、

よりによって、正にそのコンクールで今年優勝したダビ・ラゴスが来週、たっぷりと歌うのに

その宣伝をしていた大元の、協会や雑誌の方達は、ほぼどなたも今回の舞台を

聞きにいらっしゃらないみたいだ。 (ご招待名簿にわずか2名のみ・・・)


きっととてもお忙しいし、好きじゃない踊り手が出るので興味ないのだろうけど、

それでも、そのコンクールを日本中の人たちに夢として掲げたのだから、

2014年の優勝者の歌を聞いておかなくては、とも思わないのかなぁ。

や~っぱり、スペインの本物のカンテなんて、興味ないんだろうなぁ~~


ダビのカンテを日本の、フラメンコ大好き!と言っている方々全員に聞いていただけないのは、
本当に、、、残念007.gif


また近々続けて書きますネ


                                 
                                 11月4日

by amicielo33 | 2014-11-05 00:07  

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