人気ブログランキング |

年に一度のドライブ旅!

私の大好きなことといえば、

遠距離ドライブ。

大好きな音楽を聞きながら、

一人で何時間でも運転して、

全く知らない場所を訪れるのが大好きだ。

12年前くらいから、年に一度のお伊勢さん参り

というのを車で行くようになってから、

毎年、欠かせない行事として続けているうちに、

せっかくお伊勢さんまで来たのだから、と

どんどんと西へ東へと、距離が伸びていった。



ということで、今年はお伊勢さんとは全く別の方向の、

青森県へ!!!

前回のブログに書いたように、

脚の刺すような痛みに毎日襲われていたけど、

座っているのは全く痛くないし、

この旅の間、身体を休めるいい機会と思い、

5月23日の木曜日の夜のクラスが終わった後、

2時間ほど睡眠をとり、

顔も洗わず、お風呂も入らず、

ババっちい身体のまま、夜中の2時半に出発。

そこから、時々はSAで休み、9時間かけて青森へ。



観光より、先に身を清めたくて、

黒石温泉郷に行き、温泉へジャブ~ン。

私がどこかへ訪れる日って

平日+へんぴな場所 なのでいつも誰もいない。

温泉も独り占めで、身も心もピカピカに磨き上げ、

初日は弘前へと、これから6日間、

青森旅行が続くのだけど、

全部説明するのも何なので、

心から感激したところだけ、

写真をピックアップしてお伝えします。



青森に「三内丸山遺跡」という、縄文時代の遺跡があり、
そのままの生活を復元してあるのだけど、
縄文の人たちと同じ環境に立てて、
なんだか心から感動してしまった。
e0262970_22024933.jpg




















集会所みたいなメインの建物
e0262970_22043723.jpg




















中は快適な温度
(写っているのは本当の人間。人形みたいに見えたので撮影102.png
e0262970_22054414.jpg






























寒さにも暑さにも強し!
e0262970_22080162.jpg






























名物、青森県立美術館の「青森犬」!
巨大でございます!
e0262970_22131928.jpg






























ちなみに人間と比較してこれくらい。
e0262970_22143665.jpg































ねぶたの家、「ワ・ラッセ」
やっぱり青森のねぶたは凄い大きさと迫力。
ねぶた祭、絶対に見たいなぁ!
e0262970_22185707.jpg




















名物「のっけ丼」。
入り口でご飯だけもらって、
すごい数の魚屋さんを周りながら好きな魚介を探して
チケットと交換で、自分の「のっけ丼」完成!
見た目は大変悪いが、身をよじるほど新鮮で美味しかったゾ!
e0262970_22254967.jpg





















津軽半島(左の半島)の竜飛岬(たっぴ岬)へ
日本で唯一の、国道だけど、車が通れない国道
e0262970_22291293.jpg






























青函トンネル記念館の写真はないけど、
どれほどの年月と苦労を重ねて、青函トンネルを完成させたか
よ~くわかった。
トンネルを掘る間は空気の循環をせざるを得なかったけれど
北海道側からと本州側から、ついにトンネルが貫通した瞬間、
風が一挙に通り抜けた、その風を感じて、トンネルがついに
貫通した!という感動で涙が流れた、との話に大感動145.png




津軽半島に十三湖という湖があり、「しじみ」が有名。
名物「しじみラーメン」
胃にしみる、本当に美味しいしじみのお出汁でした。
e0262970_22380397.jpg





















冬は豪雪で埋もれてしまう、名湯中の名湯、「酸ヶ湯温泉」。
本当に病気が治るだろうなと納得できるほど、
すんばらしいお湯でした。
口にお湯が入ったら、めちゃ酸っぱい。
目に入ったら、目が開けられん!
皆様、ぜひ、行くべし!
e0262970_22484384.jpg




















酸ヶ湯温泉は八甲田山のところにあるので、
雪がまだまだ残っていて寒かったです。
八甲田山のドライブは最高に美しい!
e0262970_22514704.jpg




















いよいよ、下北半島「恐山」へ。
恐山の正面門を通ると、硫黄の強い臭いが充満している。
地面からも硫黄が出てるから、草木がここだけ育たない。
e0262970_22571097.jpg





















恐ろしい雰囲気は全くなく、とっても印象的な場所。
行って良かったと、しみじみと思いました。
電気も何もない時代は、ここは確かに、すごく恐ろしい場所
に感じられただろうなと想像出来ました。
e0262970_22580074.jpg




















青森県の陸奥湾は、ホタテの名所!
「絶品!ホタテフライ」の旗に吸い寄せられ、これを食べたぞ!
写真じゃ小さく見えるけど、一つ一つがものすご~く大きくて、
太ってて、超新鮮で、甘くて、中がほんのりレアーな揚げ方で、
こんなに美味しいホタテのフライは生まれて初めて!
涙チョチョ切らせながら、完食。
e0262970_23044312.jpg




















八戸へ。
種差海岸という、全て芝生でおおわれた珍しい海岸。
ずっとずっと何キロも芝生の海岸が続きます。
e0262970_23081137.jpg

















e0262970_23082431.jpg




















最後に、岩手県の日本三大鍾乳洞である
「龍泉洞」に寄ってきました。

こんな道や、
e0262970_23170432.jpg





























こんな急な階段でどんどん地下へ
(脚の痛みが復活して、死ぬほど痛かったけど
ここまで来たからにゃぁ見ないと損と思い、ひーひー歩いた!)
e0262970_23171795.jpg































そして、一番深いところに、第三地底湖が!
それもこの深さ!
e0262970_23174253.jpg






























写真じゃわからないけんど、全部水で、すごい透き通ってて、
えっらい深くて、おっとろしかった149.png
e0262970_23175716.jpg





























盛岡なら冷麺でしょ、ということで
冷麺で旅の食事を閉め、
帰路は盛岡からだったので、7時間くらいで着きました。

青森県の道路は、とにかくシンプルで、信号もなく、
田んぼと山々に囲まれ、でも西日本の景色とは違う、
独特の東北の空気に包まれた道でした。
今回も2000 kmの運転でしたぁ。
来年は西へ!

                 6月17日








# by amicielo33 | 2019-06-17 23:35  

痛みとの闘いの1ヵ月

4月の終わりころから、

朝起きても、

練習が終わってからも、

お風呂から出ても、

いつもいつも左のお尻の左上がカンカンに張った感じで、

なのでマッサージに行ったり、

念入りにストレッチしたり湿布貼ったりしても、

この張りとイヤな痛みは取れなかった。



そうこうしているうちに、

5月3日にあった、ガルロチでの大事なライブが終わり、

やれやれと思いながら、2~3日経ってから、

次のライブの新しい振付を始めたくて、

さぁ、やるべぇ!と心の準備をしていた時に、

突然やってきたのだ。



左のお尻の奥の方、腿の外側、時に膝の裏に、

ギャー!という、刺すような痛み。

布団針が刺さって、突っ張るような痛み。

疼くような鈍痛。

それらが、寝ている間も、

起きてからも、

階段を下りたりする時も、

足を動かしたりした時も、

腕を上げた時も、

腰を少しでも捻じった時も、

とにかく、痛くて痛くて痛くてたまらない。



整形外科に、医者嫌いの私もさすがに仕方なく行った。

レントゲンを撮って、少し背骨が滑ってますね、と言われ

痛み止めの薬をもらったけれど、

私の感覚で、これでは治らないと感じ、

直ぐに、これも直感で、「ここは絶対に良い先生!」

と感じられたカイロプラクティックを探し、

痛くてヒーヒー言いながらたどり着いた。



生まれて初めてカイロプラクティックというところに行ったけど、

様々な角度で、様々な筋肉の状態をチェックし、

この痛みは、この筋肉とこの筋肉とが引っ張り合い、

それにより神経を圧迫して、、、

と、理解しやすいように、筋肉と骨格の説明図で

事細かに説明してくださる。




ということで、結局、

「椎間板ヘルニア」を経て(これは2回の治療で治った)

最終的に、

「梨状筋症候群(りじょうきん)」と「大腰筋の過緊張」が判明。

超簡単に言うと、脚を支える梨状筋は

背骨の下の方の仙骨から足の骨へ、

大腰筋は、第4腰椎から足の骨へと

繋がっているのだけど、

それらが、使い過ぎの為に「過緊張」の状態になり、

激しく固まり、縮んでしまい、

それにより、腰と足に繋がっている大きな神経(坐骨神経)を

もろに圧迫している、そんな状態になっているのだ。



なので、特に、5月はずっと激痛との闘いが続いた。

座っているのは全然平気なのだ。

でも動くと、ちょっとした角度で、刺されるような痛みに襲われ、

その直後は、その痛みが疼いて止まらない。

脂汗が顔や首筋、背中に垂れてくる。

クラスはもちろんやったけど、動きたくても動けない。

動かないで口ばっかり動かして、

生徒達に申し訳ないと心で思いつつ、

でも、右手をちょっと上げだけでも、

ましてや、少しでも足を動かすと激痛が走るので、

悪いけど、言葉レッスンをやるしかなかった。



でもラッキーにも、5月下旬に年に一度の長期休暇を

前から生徒にお願いして取ってあったので、

その1週間の休暇旅行で、動くということをしなかったので

それだけでもかなり助けになった。

(この旅行は、次回のブログで!)



カイロに通い始めて、5回目になるけれど、

確実に快方に向かってきている。

毎回、的確な説明と、的確な治療をしてくださり、

これも初体験で、

キネシオテーピングでの治療も同時に受けている。

よく、テレビでスポーツ選手が、腿などに一枚だけ

ペロッと長いテープを貼っているのを

ご覧になった事があると思うけど、

前は、それがどんな役に立つのか知らなかった。

でも、実際、自分でキネシオテーピングを貼ってもらうと、

貼ってもらった瞬間に、

痛みで使えない筋肉が、ちゃんと復活するのだ。

筋肉の流れに沿って、筋肉の動きをサポートするのだと思う。

毎回、治療に必要な、場所によっては

芸術的な形にテーピングをしてもらう。

記念写真を撮りたいくらいに、感動してしまう。

それを貼っていると、気が付かない間に、

正しい方向へ筋肉をサポートしてくれる感覚がある。

確かな専門知識と資格がないと出来ないと思う。




そうこうして、ようやく先生から、5日前に自分の練習をして

大丈夫という承諾をいただいた。

7月20日にサラ・アンダルーサでのソロライブを控えているので、

このライブをキャンセルにすべきか、5月から吐くほど考え、

やっと、ライブをやっても大丈夫そう、という見通しが出たので

心から安心したところなのだ。



足腰の痛みで、長年に渡って苦しんでいらっしゃる方々の

痛みや気持ちが、今まで実感として理解できなかったけど、

こうして自分が体験してみて、

どれほど痛くて辛いのか、

それが毎日続くと、どれほど心が重くなり、

痛みも抜けず、痛みを取るために、

「藁をもすがりたい気持ちになる」、という事を

身を持って体験した。

でも、カイロプラクティックでも、

整形外科でも、整体師でも、お灸でも、

良い先生に出会って、良い治療を受ければ

少しずつ、確実に治っていくのも身を持って体験した。



てなことで、人生初めての、このようなタイプの痛みを

経験したので、記念にブログに書いてみました。

痛い間は本当に、ブログどころか何一つやる気なかった!

完治まで、もう一歩。

今日もキネシオテーピングに助けられながら練習します!

        
                         6月7日


# by amicielo33 | 2019-06-07 14:29  

フラメンコとの関わり方

こんなタイトルで、今回のブログを書こうと思う。

というのは、今までのフラメンコ人生で、

何百人という生徒と出会ってきた経験からなんだけど

多くのフラメンコ研究生の中で、

フラメンコに没頭するあまりに、

心と体のバランスを完全に崩す人を

何度となくみてきて、

最近、またそのケースに陥ってしまった

研究生がいたので、

なので、今回はこれについて書きたいと思ったのだ。




フラメンコを始める理由やきっかけは人それぞれ。

そして、フラメンコを始めてみて、

日頃の仕事や、嫌な事からのストレス発散や、

フラメンコと接することによる心の癒しとして、

仕事:日常生活:フラメンコ の割合を

上手にコントロールできる人、



仕事や家の諸事情で、もっとフラメンコをやりたいけれど、

どうしても出来ない環境や状況にいるからこそ、

自分で気持ちを割り切って、出来る範囲でやる、

というように、心を調整できる人。



このようにコントロールを出来ればいいのだけど、

あまりにも熱心&夢中になり過ぎて、

本人が気が付かないうちに、境界線を越えてしまい、

心と頭の中を占める割が、

圧倒的にフラメンコ中心、になってしまうケース。



とにかく、一日も上手くなりたい!

スペイン人のように一日も早く踊れるようになりたい!

一日も早くタブラオに出演出来るようになりたい!



こういう目標に向かって、頑張るのは素晴らしいこと。

でも、この気持ちが急加速でエスカレートし、

練習をどんなにしても、もっと練習しなきゃと思い、

クラスも取れるだけ取り、

来日するスペイン人のクルシージョも、

仕事を調整して、そしてお金が続く限り、

とにかく取りまくり、

フラメンコ漬けの生活になってしまう。



フラメンコを学ぶためにスペインへ留学したり、

プロを目指しているのなら、当然、

上に書いたようなフラメンコ漬けの日々になるのだけど、

しかし、、、

” 趣味の範囲の中で" と言われることに抵抗がある人が

たくさんいるとは思うけれど、

でも、プロになるのでなければ、

結局は、趣味であり、

そして生活の場が日本で、

忙しい本業の仕事をこなしながら、

そして大変な家事もこなしながら、

残された時間をギューギューに

フラメンコスケジュールを詰め込み、

自分をどんどんと追い込んでいく。



だから、そのような日々が続くと、

身体が疲労困憊してきているのに、

でも心と頭の中では、

フラメンコへの大きな夢を追い続けているから

身体からの悲鳴に気が付かずに無理を続ける。

そして、身体と心のバランスが取れなくなり、

ある日、そのひずみがドカーンと必ず出るのだ。




こういうケースに陥る人の性格は共通している。

本当に真面目で、妥協をしない。

何をやるにも、必死に全力で突き詰め、

少しでも完璧に近付けたい!と思ってしまう、

そんな性格の人が陥りやすい。




その、身体の疲労の極限と、

先を追い求める心のバランスが崩れた時は、

気力、体力、全てが消耗しきってしまい、

まるで心の病のようになってしまう場合が多い。

身体の過度の疲労に加えて

心も、もう疲れ果ててしまうようだ。




今までの、私の知っているケースは、

長期間、完全にフラメンコから離れた生活に戻り、

それでも、本当にフラメンコが好きでたまらない場合のみ、

再びフラメンコに戻ってくる。

でも、多くの場合は、フラメンコを観たり、

聞いたりするのは続けても、

自分が以前、炎の塊りのようになって、

熱中していたのと同じようには

出来ない場合が多い。




それで、ここで私が言いたいのは、

自分が心を豊かにしてくれる趣味を持ちたいと思って

フラメンコを選んで始めたとしたら、

楽しまなきゃ。

常に、楽しみながら勉強しなきゃ。

楽しみながら練習しなきゃ。

「初心忘るべからず」。




そして、

「フラメンコは、どんなに急いで詰め込んでも、

数年という短期間には、

絶対に絶対に絶対に、習得できるものではない」

ということを、常に頭に置いて、楽しみながら

ゆっくりとフラメンコに接していくのが

最も自然体でフラメンコが深まる、いうことだ。



”あの人、短期間にフラメンコがすごく上手になったのヨ”

などという言葉を、時々耳にするけれど、

上手になったように見えるのは、

フラメンコ、なんじゃなくて、「踊り」。

そりゃ身体の訓練をメチャメチャするのだから、

動きに関しては上達する。

当たり前。

でも、踊りという、

身体を使っての動きが上達するのと、

フラメンコの理解力を深めて、

フラメンコに近づいていくのとは、違う。

フラメンコは、スペインという国の文化だもの、

外国の文化を、5年10年でなんかマスター出来ない。




本当にフラメンコが好きなら、

フラメンコはスペインの文化と芸術なんだから、

『 学びには、一生の時間がかかる 』

こういう心構えで、フラメンコに接していくと、

もっともっと心に余裕が出来て、

気負いの力が抜け、楽しめて、

「長い目」で自分とフラメンコの関わり方、

というのが見えて来る。

そうなると、フラメンコの方から自分に

近付いてきてくれていることに、

ある時、気が付くかもしれない。



よくスペイン人の友人が、

「趣味というものに、

ものすごい大金と時間を費やして、

ものすごくマジメに、必死に取り組むのって

日本人しかいないよね。

スペインじゃ、絶対にあり得ない」って。

ハハハ、それが日本人気質なのよ、と

苦笑いするしかないけど、

とにかく、日本人ってマジメ。

それが日本人の素晴らしさでもあるのだけど、

真面目で一生懸命にしても、

楽しむことは、決して忘れちゃいけない、って思う。




フラメンコとの関わり方がこれでいいのか、

時々、立ち止まって、

本当に心から楽しんでフラメンコと接しているのか

自問自答するのもいいかもしれない。

フラメンコという、こんな素晴らしい趣味と

出会えたんだもの。

大切に、愛おしみながら、

楽しみながら勉強させてもらえば、

フラメンコの神様は、

そんな自分をちゃんと見ててくださる。


                  4月10日



# by amicielo33 | 2019-04-10 16:25  

いつも反省 だから宣言

街中、道、ホーム、電車内などで、困っている人がいたら、

絶対に、何らかのお手伝いをしようと、

常に思いながら日々行動しているのだけど、

時々、私の一瞬の臆病心が、

”困っている人に声掛けをする”

というタイミングを失わさせ、

それで、毎回自己嫌悪に陥るのだ。



もちろん、自分が居合わせるタイミングと、

困っている方がいらっしゃるタイミングが、

ちょうどあった時は、

それは絶対にお手伝いをするけれど、

でも、タイミングではなくて、

位置的に、距離が存在する場合、



例えば、電車で自分は座っていて、

私の横に座っている5人くらい先の場所に、

お年寄りが立っていて、

座っている人たちが、完全無視して座り続けている場合、

私の心の中では、

お年寄りの方がいるのを知っているのに

スマホをいじり倒していたり、

タヌキ寝入りしている人たちへ、

激しい怒りと、心の中での抗議の言葉が

激しく繰り返されるのだけど、



じゃあ、自分が座っている場所から

大きな声を出して、

「こちらのお席にお座りになりませんか?」

と、声を出して言えばいいじゃん!!!と、

今度は、自分への怒りに変わってくる。

人に対して怒っているのなら、

自分が先に行動すれば簡単に解決するのに、

私ってなんつー臆病者なんだ!と

電車の座席に座りながら、

絶対に席を譲らない奴らへの怒りと、

自分の臆病さへの怒りで、

一人で身をよじってしまう。




これがスペインなら、、、

もちろんスペインにも変な人は山ほどいるけれど、

特にアンダルシアなら、

町でも、電車の中でも、バスの中でも

どこであろうと、家族に話すように、

ふつう~~~に、人に声をかける。

困っている人がどんなに遠くにいても、

「ちょっとちょっとセニョーラ(ル)!ほら、こっち!

空いてるから座って!立ってるのが大変でしょ!?」と。

困っている人に声をかけて、

ふつうに、当たり前に助ける、という事を、

私はセビージャで生活をしている時代に

実に多くの学びを、彼らから得ることが出来た。




お年寄りが、思わず転んでしまった時、
(大怪我じゃない時)

どのように声をかけて対処するか、



身体が不自由な方が、広い横断歩道を渡っている時、

どんな声掛けをして、助けるか、



目の悪い方が、足元の悪い道を歩いている時、

ややこしい道を歩いている時、

どんな声掛けをして、サポートしてあげるか、



挙げたら、キリがないほど

目の当たりにし、学ばせてもらった。



でも、どんなパターンも共通して言えることは、

「まるで、家族に話すように、

 家族を助けるように」 実に自然なのだ。

それを長年、常に見て、学んできたのだから、

日本でも当然、スペインのように自然体で

困った人に声掛けをして助けようと、

常に心掛けているのだけど、、、、。



一つ、今でも心に残っている場面がある。

私は絶対に出来ない!と大反省しながらも

とても感動したことを、お話したいと思う。

日本の電車の中での出来事だ。




JRの中央線に、車椅子の女性が一人乗ってきた。

脚が悪いだけでなく、上半身にも麻痺があるのがわかる。

私は近くで立っていたので、

”大丈夫かな” と思いながら、

でも、何も出来ないので、そのままに。

すると、一人の若いOLが車椅子にスッと近寄り、

車椅子の人と同じ目線になるように、しゃがんで

「何か困る事があったら、何でも言ってください」

と、小さな声で言ったのが聞こえた。

車椅子の女性は、その言葉を把握できなかったのか、

プライドで、迷惑に感じたのか、それはわからないけれど、

思いがけず、ジロッと横目でその女性を睨んで、

プイッと他の方向を見た。

そして声をかけた若いOLは、睨まれたけれど、

それに全く動じず、自然体で車椅子の横に立っていた。

私は横にいて(もちろん何も言わなかったけど)

その若いOLが発した「勇敢な一言」に対して

彼女の勇気と自分の弱さ、に対して

なぜか涙が止まらなくなり、

ポロポロ、ポロポロ、

ずっと涙粒が勝手に落ち続けてしまうので

逆に恥ずかしくなって、

開閉するドアーにピタッとひっついて

顔を見られないようにした。

私はこのような状況で、彼女のように声をかける

その勇気は全くない。



いや、もっと勇気を持たないと。

「どうしたのかなぁ~

 大丈夫かなぁ~、

 不便そうだなぁ~」

と、遠くから見ながら考えているんじゃなくて、

” 離れていても、近寄って、声掛けをする ”



出来ずに、よく大反省するのだけど、

それでも繰り返してしまうので、

こうしてブログに書いたからには

ある種の宣言にもなるので、

もっともっと、声掛けを自然体でやります!

と宣言します!


                         3月15日


今日の午前中に、私の大好きな、ひたちなか海浜公園に
チョロッと行ってきたので、写真載せます。
スイセン満開!   
e0262970_20135713.jpg



                 

























# by amicielo33 | 2019-03-15 20:19  

マルワのコンクール

いったいいつからマルワのコンクールの審査員に

参加させていただいているのだろうと、

昔の手帳をゴソゴソ見てみると、

どうも、2007年からみたいだ。

すんごい長い年月、参加させていただいているんだと、

ちょっと驚き。



さて今回は、1月27日の第2次予選を経て

3月2日(土)に本選が行われた。

審査させていただいている、この12年の間に、

フラメンコ舞踊の流行が大きく変わり、

そして年々、出演者達の技術的なレベルが大幅にアップし

ネットの進化により、日本で常にスペインの、

今のフラメンコの映像を見れ、

常にフラメンコの最新情報を簡単に入手でき、

スペイン人アーティストが次々と来日してクルシージョをし、

日本からも簡単にスペインに短期で行けるなど、

日本なのかスペインなのか、ようわからん美味しい環境が

出来上がっているので、

昔と格段の差で、全てのレベルが上がっているのが顕著に見える。



さて、今回の優勝者である、中原潤くん。

予選のアレグリアスは、審査員一同、審査を忘れて

見入ってしまうほどの、本当に素晴らしい踊り!

本選のソレアも素晴らしかった。

まず、彼の何が審査の目を引いたかというと、

正確で正しい訓練による舞踊技術をしっかり身に付けている事。

それにより、身体の伸びやかさも増して

確かな技術と共に、

劇場の舞台という大きな空間を、

見事に使いこなせている。

ブエルタも身体のどの動きも、心地良くキレがありリンピオ。

足音も実にリンピオ。

ここまでは、視覚・聴覚点での感想。

そして肝心なフラメンコの審査部分では、

確かなコンパス感で運びながら

フラメンコを本当に感じているのが

緩急をつけたとても良い振付の中で、

それが動き、足音、そして表情を通して

全て自然に出ているのを感じられる。

そして、スペイン人アーティストの、誰のコピーもせず、

彼の個性として成立しているのが良い。

審査で参加したミラグロス・メンヒバルも、

セビージャから来日した、フラメンコに深く関わっている

マヌエルさんも、「文句なしに彼が一番!」と。



日本で、中原くんのような、舞台をこなせるフラメンコの

男性フラメンコ舞踊手は非常に少ないので、

とても貴重な存在だと思う。

一つ、彼の良くなかったことは、本選で身に付けていた、

シルバーの、驚くほどぶっとい faja(腰に巻く布)。

あれがなければ、もっとスラリ&スキッとした

身体に見えたのに~!

とにかくこれからも、どんどんフラメンコを勉強して

スペインの舞台でも活躍できるアーティストを目指してほしい。




本選で闘った、他の9名の踊り手の皆さん全員、

本当に大健闘でした。

総評として、

コンクールの舞台、という根本的な知識のもとに、

振付けと構成を考えての踊りの準備が足りなかった事。

それをタブラオで踊ったらバッチリだけど、

今ここは、コンクールという劇場の舞台ですよ、

と、何度も思ってしまった。

その点、第2位になった谷口祐子さんは、

それをしっかりとこなしていた。

実は、彼女は審査員であった石井智子さんの生徒さんで、

それは審査員の全員が知らず、

智子ちゃんもそれに関して誰にも何も言わず、

谷口さんの審査には加わっていない事が後になってわかった。

それを知らない私は、

谷口さんの技術は正確で良いと思ったけれど、

彼女の、作り笑顔に見えてしまう表情が

ど~しても気になって(谷口さんゴメンね!)

智子ちゃんに、それを遠慮なく言ってしまった。

智子ちゃんも、「そうでしょそうでしょ!」と

強く同感してくれたのだけど、

後で、生徒さんと聞いて平謝り!

でも、ミラグロスが、谷口さんの表情がとても自然で

「2番目に彼女がイイ!セビージャに彼女が来たら

私が指導してあげる!」と強く推した。



表情の話で言うと、

ソレアを踊った大久保晴菜さんと

タラントを踊った藤井里枝さんが、

せっかくしっかり踊っていたのに

ソレアとタラントのカンテに対して、

なぜ時々笑顔で踊るのか、とても気になった。

口を食いしばった時に、笑顔に見えてしまうのか、

もし私の誤解だったら申し訳ないので、

気にしないようにしたのだけど、

同じ意見の審査員が何人かいらしたので

やはりそう見えたんだと思ったけど。。。

ソレア、タラントのカンテに集中して、

そのカンテの奥底にある意味や背景、

そして今、バックで必死に歌ってくれている

カンテを、心で感じているのなら、

笑顔は出しにくいと思う。

だから、とても表面的な踊りに見えてしまった。

BGM的に聞いて、”振付” を踊っているなと。

でも、もしご本人たちが笑顔のつもりは

一切なかったとしたら本当にごめんなさい!

笑顔が原因で入賞を逃したわけではなく、

やはり、詰め込み過ぎの踊り が理由。



松田知也くんは、彼の独自の世界を持ち、

舞台空間をこなし、とても良かったのだけど、

タラントで白のタキシードのような衣装と、

少し劇的な振付で、フラメンコのタラントを

感じられなかったのが残念だった。



最後に、海外留学賞を獲得した

小さくて可愛い伊藤笑苗さん。

まだまだ伸びしろのある高い身体能力があり、

何よりも「若さ」!

若いんだから、スペインでしっかり勉強してほしい

という、審査員一同の意見。

ただ、本番で歌われたファルーカの歌は、

マルワのコンクールの決選では考えもの。

歌われた方のお人柄は絶対に良い方だと思うのだけど、

フラメンコをあのように歌ってはいけない。

コンクールに参加しているのは

踊り手だけでなく、歌い手とギタリストも同じチームだし、

何よりも、踊り手がどれだけ、カンテとギターに対して

感じ、応えるか、がフラメンコの原点であり、

そこも審査の大きなポイントなので、

良く考慮して選ぶべきだと思う。



お一人ずつの意見を書いたら、エラく長くなるので

特徴だけ選んで書きました。

とにかく、今回入賞に選ばれなかったって、

これからもどんどんチャレンジしたらといいと思う。

マルワのコンクールでは、これだけの山を乗り越えて

本選に進むんだもの。

どれだけの勉強と経験が、

目に見えないところで自分の大きな財産となるか。

こんな貴重なコンクールに、参加するだけでも

大きな意義があると思う。

皆様、本当にお疲れ様でした!

                     3月4日







 



















# by amicielo33 | 2019-03-04 18:15