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   今年も最後になってしまいました

今日は大晦日。。。

一年が過ぎるのがなんと早い事。。。

11月だって、それほど厚着しなくても、薄めのコートで過ごせてたのに

12月になって、突然、凍えるような寒さになり、

あっという間にクリスマスが過ぎ、

もう一年の最後の日になっちゃった。


ブログにたくさん、思っている事や考えている事を書きたかったのだけど、

今年は、本当にたくさんの出来事が重なり、

そして、ライブもいくつもあったけど、それに加えて大きな舞台もいくつか入り、

ひたすら練習に追われ、スタジオでひきこもりの生活と母への訪問のみの一年だった。


12月は、初めて八王子のグラン・デセオというタブラオで踊らせていただいた。

八王子って、東京なんだけど、区に住んでいる人間にとっては

すっごーーく遠い、山の地域というイメージがある。(八王子の人、ゴメン!)

なので、生徒達に声をかけるのも遠いので気が引け、

お客さんをどうやって呼ぼうか、すっごく困っていたのだけど、

知らない間に満席になってしまい、

私が存じ上げないお客様がたくさん予約を入れてくださり、感謝の気持ちでいっぱいになった。



そんなお客さんの中に、昔、私のところで習っていた生徒達も来てくれていてビックリ!

「アミ先生~!会いたくて来ました!」、と言って、終演後に駆け寄ってきてくれてくれる。

やめて何年も経っているのに、昔と同じに満面の笑顔で、わざわざ会いに来てくれるのは、

ホントに、全身シミジミと、何ともいえなく嬉し~~~い気持ちに包まれる。



さらに、、、今現在習っている生徒達も、

そして、前、私のところに習いに来てくれていた生徒達も、

習い始めの頃は、一人か、同じクラスの仲間で見に来てくれていたのが、

時間が経つにつれ、私のライブや舞台公演に、生徒のお母様、お父様、ご主人、子供たち、と

「家族」、で見に来てくれるようになるのだ。

これって、私の心の中で、嬉しさ+幸せ+嬉し涙 でキュ~ンとなって、

それから体中に、「あ~~本当に嬉しいなぁ」、

「あ~~~ありがたいなぁ」、 という思いが駆けめぐる。

ちびっ子達は、フラメンコ好きな生徒であるお母さんの影響のせいか、

小さいなりに、ちゃんと静かにお母さんの膝の上に座って、

時には手をたたいたり、ハレオまでかけてくれて楽しんで踊りを見てくれる。

本当に、嬉しくてたまらない。



毎年、年賀状作りで、大晦日まで苦しむので、

今年は忙しくて益々遅くなりそうだったので、

印刷をネットで頼み、あっという間に年賀状の準備が終わっちゃった。

こんなに嬉しい事は初めてだったので、来年からもネット注文しようと思う。


その年賀状のお蔭で、

初めてといっていいくらいに、日数的に少しの余裕が出たので、

これまた初めて、「年末」、という感覚を改めて感じて、

「新年までにやってしまおう」、というものが大量に出てきた。

まぁそう言っても、単純に大掃除と片付けなんだけど、

まぁホントに自分でエライ!と思うくらいに、よー働いた。



一番やっかいな、スタジオの3mの高さの天井に埋め込まれているエアコン掃除、

5mの高さの壁のホコリ掃除と拭き掃除、

更衣室にある、生徒達の山のような靴や帽子や、わけのわからないものの掃除、

事務所の大掃除、

スタジオの外看板や階段、スタジオ内の全ての掃除、

自分の家の徹底掃除、車の洗車と車内掃除、

ついでに、父のお墓も磨き倒し、

今の私の手は、ガサガサ、指先も割れまくり、おまけに引っかき傷だらけ、

特にこれは、スタジオの掃除をしているとこうなる。



来年は、今年以上に、自分の踊りとフラメンコを追求したいと思う。

お正月明けに、毎年恒例の新春ライブがエスペランサで3日間ある。

そして、新春ライブの最終日18日の日に重なっちゃったんだけど、

現代舞踊協会主催の、「ダンスプラン2015」 という、創作舞踊を発表できる公演があり、

それに、私が作品を出品して、それを私の生徒3人が踊ってくれる。

本番は、私はライブ出演なので見れないけど、

生徒達が必ず素晴らしく踊ってくれると思うので、今から楽しみだ。


3月に、小松原庸子先生の45周年記念の大事な公演があり、

ありがたくも庸子先生にお誘いしていただき、その公演に出演させていただくことになった。

今は、その内容は言えないけれど、と~~~っても楽しみ!!!

その公演の2日後に、大阪にて向京子さんという、関西で活躍している方のリサイタルがあり、

それにも出演させていただくことになった。



とりあえず、お正月から3月までダッシュで頑張ります。

本年も、私ごときのヘンテコなブログを読んでくださいまして本当にありがとうございました。

2015年は、もっともっと知的な内容で頑張りたいと思います。 なぁーーんちゃって。

どうぞ良いお年をお過ごしください。

ではまた新年に書きますね。


あ、今年最後の写真を。 

スタジオの近くの蚕糸の森公園にいる黄金のラッキー鯉です。

池の底の景色がヘンだけど、この鯉、この場所にいるのが好きなので、、、
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                                    12月31日



                                   
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by amicielo33 | 2014-12-31 17:02  

   スペイン人の生徒に教える面白さ

私のスタジオにスペイン人の生徒が習いに来てくれている。

入会してから、もう7ヵ月経つ。

彼女はマドリッド出身で、なんとイベリア航空のスチュワーディスさんだった。

日本人のご主人との間に3人の可愛い子供を持ち、

5年前から日本に住んでいる。


彼女はフラメンコが大好きで、マドリッドに住んでいた頃少しフラメンコをかじったそうだけど、

その後、結婚して日本に来てから、

日本でフラメンコを勉強したいと思い、

色々なスタジオを見学して

最終的に私のところに来てくれた。



もちろん入会当時は、基礎の知識が全くなかったし

基本の動きが何も出来ず、一つの身動きするのも大変だったけど、

「上手くなりたい!」という情熱がものすごくて、

入会した時から、ほぼ毎日通い詰めている。


その努力の成果が、最近少しずつ出てきて、

メキメキと基本が身に付いてきたし、

基本が身に付けば、身体がかなり自由に動かせるようになってくるので、

そうなると、音やコンパスに対する感情を身体を通して出しやすくなってくる。



と、まだ初級段階とはいえ、この基本レベルにたどり着いてくると、

習っている本人の、フラメンコの知識や感情表現が、

どんどんと出てこなくてはいけない段階になる。

そこで、日本人とスペイン人の大きな差というものが、

少し動けるようになってくると、必ず国民性の違いとなって出てくるのだ。

本当に面白いほど、違いというものが出る。



そう、ある程度の基本ラインにたどり着くと、、、、

日本人は、それからも、この先も、ずっとずっと、「技術をメイン」に考えるせいなのか、

なっかなか、一つ一つの音や動きに感情表現が出来ない、

っつーのか、音やブラソや身体を動かす事に対して、感情がこもらない、

っつーのか、「感じる」、ということはどういうこと?みたいで、

感じ方がわかってるのか、わかっていないのか、

感じてるけど、それを出せないのか、

感じる事、それ自体が出来ないのか、

それすらも顔に出さないので、私は理解に苦しみ続けている。 

これ、永遠の難題。



これに対してスペイン人は、ある程度の基礎が出来ると、

そこからどんどんと表現力を伸ばし始める、スタートラインに立つのだ。

バンバン表現を出せる状態になってくるのだ。



こうなると、私にとって、実に、実に、面白いのである。

泣きたいくらい、面白いのである。

「待ってました!大統領!」じゃないけど、

やぁぁぁっと、私の伝えたい事を理解してくれて、

それを実際に、その通りにやってくれる人が出てきたぁ~~~(涙!)

という気持ちなのである。



私はスペイン生活もスペインでのフラメンコ生活も長く、

フラメンコの勉強のために、相当、アンテナを張って観察してきたので、

スペイン人が、物事に対してどのように感じ、どのように表現するかは

(決して完璧にではないし、そして決して自慢して言ってるのではないけれど)

普通の人よりかは、かなり知っている、と思う。

特に、フラメンコの中での、スペイン人が感じ、スペイン人が取る、

スペイン独特のコンパスのセンティードや、音に対する感じ方、

マルカールのセンティード、カンテに対する感じ方、

歌い手とのやり取り、ギタリストとのやり取りの感情表現、、、他に多々あるれど、

私の一番のこだわりである、『スペインのバイレフラメンコ』 を、

知識としてはかなり持っていると思う。

(しつこいけど、決して!決して!自慢して書いているのではないですよ!!!

それに、知識であるだけで、私もスペイン人と同じようには絶対に出来ないデス)



で、、、結局、フラメンコはスペイン人が創り出した文化なので、

この場合、フラメンコを学び始めるスペイン人の生徒に、

私の知ってる、スペインのフラメンコの知識を伝えると、

そのスペイン人のDNAと、フラメンコ発祥の地の魂というか、

何かが、簡単に理解し合えて、

ほぼ一発で、私の伝えたい事をキャッチして、それを実戦してくれるのだ。



例えば、

「このマルカールは、こういうセンティードで、こんな感じで音のうねりが流れていて、、、」

と説明すると、即座に、私の意図するマルカールの通りにキャッチしてくれる。

そして、例えば、

「この瞬間に、この意味があるから、その気持ちを音に込めると、

このコンパスに意味が出てくるのヨ」、 と説明すると、

正に、その通りに表現して、私の伝えたかった意味ある、

そして表現力のあるコンパスにしてくれる。

などなど。。。



そう、当たり前の話だけど、

日本舞踊を、よーーーく知っている外人の先生が、

外人の生徒に、日本舞踊独特のしぐさや、日本人独特のはにかんだような感情表現や、

日本独特の長唄の意味や、リズムの取り方を必死に教えても、

そして、たとえ生徒に強い情熱があったとしても、、、、

それを、外人はなかなか理解できないはず。 

だって、外国に日本舞踊は存在しないから、理解できなくて当たり前の話。


で、もし、そこに日本人の生徒が習いに来たとしたら、

当然、日本人なんだから、先生が伝えたい日本独特の、様々なニュアンス、

音の取り方、動きなど、日本人のDNAのお蔭で、すぐに理解が出来て、

わりと容易に表現できると思う。

これと同じ事が、私のところに習いに来てくれているスペイン人の生徒に起きているのだ。



なので、私としては、

日本に帰国してから、当然、日本なのだから日本人の生徒を指導してきているし、

本当に、本当に日本人の生徒達のフラメンコに対しての情熱と真面目さ、

そして生徒達の素直さに、私は強く支えられて、

今日もなお、指導を続けている次第なのだが、

そこに、フラメンコを好きなスペイン人の生徒が来てくれて、

そして私が長年伝えたかった事を、これほどすぐにキャッチして応えてくれると、

‶ああ、私がスペインで学んできた事、そして私がスペインで得た知識は

 未だ失われていないし、間違っていないんだな” 

という、嬉しい手応えをもらえる気がするのだ。



これから、どんどんと彼女は成長してくだろうし、

彼女にとっても、同じクラスの仲間や、特に、上級クラスの生徒達の踊りを見て、

かなりの刺激を受けて勉強になっているだろうし、

クラスに彼女がいてくれるお蔭で、日本人になかなか出来ない

表現や動きの面で、とても良いお手本にもなってくれるし、

生徒達も、積極的にスペイン語で話すようになってきているし、

ありがたいことがたくさんあるのだ。



彼女は日本に来て日本語の猛猛猛!勉強をしたとの事で、

その成果が見事に出ていて、日本語はほぼ完璧に話せるし、

日本語の文章でさえも、漢字とひらがなで完璧に書ける。

これはスゴイ!

だから、そんな彼女に、日本人の生徒達も良い刺激を受けている。



このブログは、私のスタジオにスペイン人がいますよ~!スゴイでしょ~!

なあんて、そんな安っぽい宣伝で書いたのでは、決して!決して!

絶対に!絶対に!ぜぇ~~~~ったい!にないので、

誤解をしないでくださいね!!!


そうでなくて、

私は彼女に、感謝したいのだ。

色んな意味で、私の心に良い刺激をもらえて、

そして、彼女の明るくて社交的な性格のお蔭で、

生徒達もたくさんスペインの刺激を受ける事が出来て、

それを心から感謝したかったのだ。



ここでもやはり、

ああ、フラメンコってスペインの文化だなぁ、、、、と

またまた改めて、シミジミと思うのでありました。



今や、日本の柔道だって、剣道だって、空手だって、世界中のどこにも道場があって、

外人達が立派にプロになってやっているけれど、

武道は日本のものであり、闘いだけを目的としない、

本物の日本の真の武道の精神を理解し、尊び、

純粋に継承している外国人って、どれくらいのパーセンテージでいるのだろう。

非常に興味がわくなぁ。



突然、ポーンと、話題がすっ飛び、失礼いたしました!

考え出したら止まらなくなり、次々と頭の中で話が移動していく悪い癖が私にゃあるので

ここでやめます!


これを読んでくださっている皆さま、フラメンコを踊るのに、スペインの素敵なカンテを

たくさん聞きましょうね!そしてスペイン語も勉強しましょうね!

ではまた~060.gif


                                  12月14日
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by amicielo33 | 2014-12-14 23:59