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   虫との遭遇

新しいパソコンの、Windows8と私は、昨日まで死闘を繰り返していた。

って、Windows8は、私なんぞの無知人間相手を最初から、頭ごなしにバカにしていて

ケラケラと笑いながら、次々と難題をふっかけてくる。

私は、涙チョチョ切れながら、「憎っくき!Windows エイトー--!!!」と叫び続け、

毎夜、恐ろしいほどの睡眠不足になり、ブサイクが輪をかけてブサイクになり、

それまでバッチリ見えてた裸眼くんも、Windows8で一挙に老眼を通り越して

失明寸前になり、白髪がどっと増え、右奥の歯が虫歯にもなり、、、


   もう、何もかもサイテー・・・ (-_-)


と、力果てて、朝5時頃にスタジオから自転車で帰宅して、

自転車置き場に、マイ自転車をふらふらしながら駐輪していたら、

突然、ギギギッ!という音がして、

大きな虫らしきものが、私の左腕のウラ側にとまったのを感じた。

細~~い、数本の足が、ガッツリと私の腕に食い込んだ。


   ギョエー!!! 


と私は叫んで、ヤダヤダヤダああああ!!!と 腕を思い切り振ったら、

でっかいアブラゼミが、私の腕から ジャジャジャ!っと音を立てて、飛んでいった。



私は、プンプンに怒った。

「 ったく もーーーー!!! また虫にちょっかい出された!」と。



実は、「私は、虫と遭遇する」という運命に生まれてきたのだ。 

普通の人では絶対にあり得ない、虫との遭遇話が山のようにある。


周りに木や柱が山ほどあるのに、よりによって私の腕にとまろうとしたセミのお蔭で

過去の虫関係の話を思い出したので、せっかくだから、特に覚えている虫話を

今日はブログに書いてみようと思う。



◆その1
  
  自宅で私の部屋に入ろうと、扉を開けたら、バクダンサイズの真っ黒の

  ゴキブリがビックリして私の部屋から飛んで出てきて、見事に扉のところで私と遭遇。

  私のオデコに、ビタッ!とひっついてから、頭に駆け登っていった。 私、大絶叫。



◆その2

 自宅のお風呂に入ろうとして私は素っ裸になり、でも台所にいる母と

 話しながらだったので、足元は見ずに、上半身は母の方に向けて、

 足だけお風呂場につっこんだ。

 かかとが床のタイルに当たった瞬間、 ミチッ という音が聞こえ、

 異物をかかとで感じた。

 良くないものを踏んだ感触があったので、ヒエェェェぇぇぇ~~~と思いながら、

 かかとを見ると、これまた真っ黒に光る巨大ゴキブリを、見事に踏んでいて、

 ゴキブリのお尻から、なんだか気色悪い、「身(ミ)」が飛び出ていた。 



◆その3
  
  自転車に乗っていて、思い切り大口開けて、大あくびをしたら、

  ベロの中央に、ビタッ!と 広い範囲で、何かが見事に張り付いた感じがした。

 
  グェッ!!と思って、とんでもない恐怖を感じたけど、

  「口を閉じたら絶対にいけないんだ!」と、直感でわかり、

  大口開けたまま、死にもの狂いの超スピードで自転車をこいで、家に着いた。

  その間、私のベロ上で、何かが、必死にもがいているのを感じたし、

  
  ヨダレもだらだら垂れ続けたけど(汚くてスミマセン)、あたしゃそれどころでなく、

  競輪選手がこぐ自転車のスピードで自宅の庭の水道に到着。

  水道のホースを口に突っ込んで、ベロに張り付いた「何か」を洗い流した。

  それは、胴体部分がよく太った、羽を広げて体長5センチの「蛾(ガ)」だった。

  私は5分以上、水が噴き出るホースを口に突っ込んで洗い清めた。



◆その4

  これは虫じゃない生き物の話。

  暗い夜道を歩いていて、スッと足を出した瞬間、 ドン! とものすごく重くて、

  ヒンヤリ冷たくて、ペトッとした感じを、私の足の甲全体に感じた。

  
  ギョアッ! っと私は叫んで、重いものを乗せた足を、思い切り振り上げた。

  そしたら、月明かりの中、巨大なカエルが、両手両足を広げ、

  マンガのスローモーションのように宙に舞った。 体長16センチほどの巨大カエル。

  なぜ私の一歩と、カエルのジャンプ一発が一致するのか?と、その場でしばらく考えた。



◆その5

  セビージャで、スペイン人のギタリストとしゃべりながら歩いていて、

  私が、ガハハハ!と笑った時、パンパンに太った大きなハエが、

  ものの見事に、私のノドちんこに一直線で飛んで入ってきた。

  あまりのスピードで飛んで入ってきたもんだから、

  私は反射的にそのハエを飲み込んだ。

  一緒にいたギタリストが 「ケ!!アスコッ!(ウワ!汚ネーー!!)」、と

  絶叫して、彼は走って逃げた。


◆その6

  吉祥寺ー渋谷間で走っている電車、井の頭線の中でうたた寝していた時、

  ちょうど井の頭公園駅に電車が近付いた時くらいに、私はなぜか (今考えたら

  本当に不思議なんだけど)、突然目が覚めて、私の横に座っていた女性を、

  本当になぜか反射的に見た。

  その女性は完全に爆睡していて、そしてとても長い髪の毛の持ち主だった。

  私の視線は、なぜか彼女の髪の毛に向かっていた。

  そしたらなんと、眠っている彼女の髪の毛の中に、体長10センチ以上ある、

  巨大なカマキリが、その女性の髪の毛の中でがんじがらめになって、もがいていた。

  完全に髪の毛と、カマキリの釜や足や胴体とが、ぐじゃぐじゃになって絡まっている。

  カマキリはもがいて、よく太ったオレンジのお腹をギュンギュン捻じっているのだけど、

  髪の毛攻撃からは、どうしても逃れられない。

  私は、両眼が飛び出るほど驚いて、アダ、アダ、アダ、アダ、、、と言いながら、

  ホントに気の毒なことをしちゃったけど、その女性に何も言えず、

  ちょうど電車がホームにとまったので、飛び降りてしもうた。 後で大反省。



◆その7

  去年だけど、私の住んでいるマンションのエレベーターに乗り込んだとき、

  これまた巨大なアブラゼミが、私と一緒に、飛んで乗り込んできた。

  小さなエレベーターという密室での、バリバリッ!ジャジャジャジャッ!と

  飛びまくるセミの恐怖。ものすごい勢いで飛びまくり、エレベーター内の壁と

  私にバンバン容赦なくぶつかりまくるので、パニックになった私は

  恐ろしくてエレベーターのボタンを恐ろしくて押せない!

   ギョエ~ッ!ドゥエ~ッ!オオオ~ッ!と、 叫び続けたところ、

   セミが突然、ピタッと壁にとまった。

   「セミ、 動くなよ、 じっとしてろよ、 死んでも飛ぶなよ」 と

   私は全身全霊でセミに飛ばないことを祈り倒しながら、

   やっと開いたエレベーターから、四つん這いになって這い出た。 

   セミの力と音、 あ~も~怖いよ~。 

   セミには10日に1回の割で、今年も襲われている。



◆その8

  これは私じゃないけど。

  セビージャで、いつもお世話になっていたスペイン人のオバちゃんに起きた話。

  彼女が道を歩いていて、目にハエがぶつかった。

  (またハエですみません。セビージャは昔、馬車が多かったせいか

   セビージャの街じゅうハエだらけだったのです)

  その時ちょっと目をこすったけど大丈夫だったので、そのまま気にもしなかったそうな。

  でも、3~4日経つと、目がゴロゴロした感じがするので、眼医者に行った。

  すると眼医者が、「目玉の裏側に、小さなウジ虫がたくさんいる!」 とのこと。

  要するに、何日か前にハエが目にぶつかった瞬間、目に卵を産んで、

  その卵が、涙と一緒に目の裏側にまわって、そこは温度も湿度も、

  ウジ虫が育つには最適だったので、どんどん孵化して、ウジ虫が成長していたとのこと。

  オエ~~~、気持ち悪り~~~~

  そのままもっと成長していたら???  目からハエが出るのかなぁ。 

  


まだまだあるんだけど、だんだん気持ち悪くなってきたので、(自分が悪いんじゃん)

ま、今日はこの辺で。。。

虫話しでしたぁ~。



                                 8月6日


  
 
   
  

  
  
  

    

 

 

by amicielo33 | 2013-08-06 23:08  

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