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なんだか嬉しかったなぁ・・・

基本1クラスでは、ガロティンの振り付けが終わったので、

ガロティンの復習を何度もやりつつ、

そろそろ、フィン・デ・フィエスタの場で、ブレリアの歌に合わせて踊れるように、

基本1クラスのレベルで、そろそろ試すべき頃かな、と思って、

このところ、フィエスタ用のブレリアに力を入れている。


でも、ブレリアの踊りは、大きい曲の中の流れでは、しこたまやっている。

例えばソレアの後にくるブレリア部分の振り付けは、み~~んな山ほど知っている。

それなのに、フィン・デ・フィエスタで、ウナ・パタイータ(ちょこっとひと踊り)踊るとなると、

みんな声を揃えて、「ヒェー!そんなの絶対に踊れない!」 と死にもの狂いで言う。

バッカモ~~~ン! それならブレリアの歌を聞けばいいではないか! というと、

「 ・・・・。 」 となる。 

 

基本1クラスに来ている生徒たちは、揃って性格が実に穏やかで物静か。

そしてすご~く頑張り屋。 

そして、ぶっちゃけ、実に不器用! 

しかし、難しいことにも決して諦めないで、ゆっくり時間をかけて確実にマスターしていく。 



以前は、ブレリアを聞かせても、きょとんとした顔で、どこが歌の頭か、

いつ歌が終わったのか、よくわかってるのか、わかってないのか、

こっちも見ていてよくわかんないような状態だった。

だから、いつかは自ら興味を持ってブレリアを聞いてくれたらなぁ、、と心密かに願っていた。



という感じで、時は過ぎ(カンタンな展開!)、

先日の基本1クラスでブレリアのCDを流して、
(ブレリアの歌なんて、どうせ聞いてないんだろ~な、と思いながら)

「さぁ、ど~んな歌の構成になっている?」 と、物は試しに聞いてみると、


「頭に1フレーズあって、レマーテを入れられる1コンパスがこの場合空いていて、

その後の2フレーズを2回リピートしています」 と、ちゃんと答えるではないか!!!


     エライ!!!お見事!!! アタシャ感動したヨ~~~~!!!



試しに、別のタイプのブレリアを聞かせて、その歌の構成を聞いても、

きちんと見事に答えるではないか!!!


     エライエライ!!! ちゃんとわかったじゃないの~~~!



こうなれば、あとは自由に出し入れできる、ブレリアのネタの引き出しを

少しずつ、私が準備してあげればいいだけ。


試しに、生徒達にブレリアのネタ(パソっていうのかなぁ)を5つ教えて、

① ブレリアの歌い始めに入れてイイ感じのネタ

② レマーテにしてイイ感じのネタ

③ マルカールにしてイイ感じのネタ

④ マルカールの切り替えに使ってイイ感じのネタ

⑤ カンテといっしょに終わらせてイイ感じのネタ


教えた5つのネタを自由に組み合わせて、①~⑤のテーマに合うように選んで

ブレリアの歌に合わせてやったんさい、と言うと、

最初はモゾモゾしていたけど、

そして補足の説明はたくさんしたけど、

だんだんと動き始めて、

最後には、実に自然に、ブレリアの歌に合わせて自由に踊っている。


こうなれば後は、生徒達自らがたくさんブレリアを楽しんで聞いて、知って、

私からは、ブレリアの基本的なパターンを繰り返し教えて、彼女たちに慣れさせて、

そしてネタの引き出しの数を増やしてあげればいいだけ。


この子達が、歌を理解して踊っている姿を見ながら


  「ああ、この不器用な子達が(ゴメン!) よく、ここまで成長したなぁ。。。」 と


私は、心の底に流れるアッタカ~イ嬉しさと幸せに包まれ、


私にとっても生徒達にとっても、やっぱり〝継続は力なり” だなぁ・・・とシミジミ感じた。


                                       
                                   4月18日

by amicielo33 | 2013-04-18 23:59  

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