ようやくステージも終わり・・・
2013年 03月 30日
ああ、やっと終わったエル・フラメンコでのステージ。
見に来てくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
エルフラ40周年記念ライブが2006年にあり、それ以来、今年で7回目の出演をさせていただき、
今回もお陰様で満員御礼になりました。 ありがたや~~~<(_ _)>
3月9日にあった大阪のステージからエルフラのステージまでの9日間の間に、
違った舞台内容を準備するのは、ホント、大変でしたぁ。
おまけにエルフラでは、ジャズ界からドラムとバイオリンも参加してもらい、
大阪とは別の、スペイン人の歌い手とギタリストも参加したので、
そのリハーサルも全員揃ってやると、色々と問題も出てきたり、、で、
いやいや、なかなか大変でした。
大阪で、全力で3曲を2ステージ続けて踊った体力を経験したばかりなので、
エルフラ1回のステージで、大きく重い3曲+軽い1曲の、計4曲を踊るのなんて、
〝こ~~~んなの、へっちゃらでぃ!”
と、体力面で変な自信が湧き、バンバン踊っていたのだけど、
さすがに大阪の本番と、めちゃめちゃ忙しい準備の9日間の疲れがだんだん出てきて、
最後の山場の一番肝心なソレアの時は、アヘアへ、、、でした。
ついでに、エルフラの打ち上げの写真だい!
もひとつ、ついでに、私の師匠・岡田昌巳先生も登場!
とまぁ、ハードに踊ったり、ハードに準備をしたり、大変なリハーサルをしたり、
それはもちろんやらなければいけない事なので、
大変だし、時には辛いんだけど、根底に「フラメンコと共にいられる幸せと喜び」
があるから、どんなに大変でも、乗り越えられる。
だけんど、、、
毎回、ステージをやる度に、何が一番大変かというと???
さぁ~~~て、なんでしょう???
答えは、「チケットを売る」こと。
例えば、今回のエルフラは、もうチケット売るのが疲れちゃったので、
3月20日だけの1回だけの出演、とさせていただいたけれど、
以前は、毎年3月の毎週水曜日、計4回のステージを受け持っていて、全て完売していた。
ホントに、ホントに、よくチケットを頑張って売っていたと、心の底から感心する。
今、同じ事をやれと言われたら、あたしゃ卒倒する。
舞台を主催するって、聞こえはいいけど、
そして自分の好きな事を、舞台上で好きなように表現出来るのだから、
そりゃぁ嬉しいけど、
それと同じにかぶってくる、「チケット売り」の現実。
私がスペインで生活していた時代で、日本に出入りし始めた1993年から2007年までは、
必ず毎年、大きな劇場でリサイタルや、リサイタルとは別の形の舞台を主催をしていた。
時代的にもフラメンコブームでもあったから、お客さんの動員数も今ほど大変ではなかった。
それでも、印刷屋からチケットが1000枚届くたびに、
「アタシ、1000人も知り合い、いないじゃん。。。」と、
全身から冷や汗が噴き出し、手には油汗。
それでも何とか死にもの狂いでチケットを売って頑張っていた。
大量のチケットを売る、その精神力と体力とは、やった人にしかわからないと思う。
タブラオで50人~150人くらいお客さんを集めるのとは比じゃないくらい、疲れる。
そして、ステージで最高の踊りをしなくてはいけないのに、本番直前まで、
チケットは売れたか心配でたまらないので、そこでも疲れる。
なぜなら、チケットが売れないと、すべて「赤字」となって自分にかぶってくるから。
ぶっちゃけた話、(私の場合だけど)以前、スペイン人を招聘して、劇場を2日間使って、
それに照明・音響、その他、山のように人を動かして舞台を作り上げて、
簡単に800~900万円近くまでいっちゃってた。
(スペインからアーティストを何人呼ぶかで、値段が大幅に違ってくる)
チケットを頑張って売っても、もちろん赤字は大量に発生する。
赤字の額を見て、再び、全身から冷や汗と油汗、そしてショックを引きずる。
そいういう精根尽き果てるような事を毎年毎年繰り返しているうちに、
ホント、 突然、
疲れちゃった。 のである。
だから、2007年から、自分の大きなリサイタルのような舞台を、
ブッチリとストップしてしまった。
なんで、いつもいつも、踊り手だけが、巨額なお金を払い、チケットを売り、
結果、赤字をかぶり、、、、精根疲れ果て、、、
を繰り返さねばならんのだ、と。
しかし、、、日本では、そういうシステムなので仕方ない。。。
(-_-;)
だから、もう無理をせず、
小規模で十分いいのだから、チケット売りで大変な思いをしない程度にして、
今の自分に合った箱のサイズ(劇場のサイズ)を選んで、
「今だから、これをやりたい!」と思う事を、やりたい時にやろう。
と、尽き果てた2007年から5年経って、だんだんと重い腰が上がってくるようになり、
やっとこさ、 「さぁ!あたしゃ、久々に復活するぞ~~~」
と、思う今日このごろとなったのであります。
書いているうちに、だんだん、流れが変わって、
変な決意表明になっちゃった。
すみません、計画性のない文章で。
また近々書きますね。
3月30日
見に来てくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
エルフラ40周年記念ライブが2006年にあり、それ以来、今年で7回目の出演をさせていただき、
今回もお陰様で満員御礼になりました。 ありがたや~~~<(_ _)>
3月9日にあった大阪のステージからエルフラのステージまでの9日間の間に、
違った舞台内容を準備するのは、ホント、大変でしたぁ。
おまけにエルフラでは、ジャズ界からドラムとバイオリンも参加してもらい、
大阪とは別の、スペイン人の歌い手とギタリストも参加したので、
そのリハーサルも全員揃ってやると、色々と問題も出てきたり、、で、
いやいや、なかなか大変でした。
大阪で、全力で3曲を2ステージ続けて踊った体力を経験したばかりなので、
エルフラ1回のステージで、大きく重い3曲+軽い1曲の、計4曲を踊るのなんて、
〝こ~~~んなの、へっちゃらでぃ!”
と、体力面で変な自信が湧き、バンバン踊っていたのだけど、
さすがに大阪の本番と、めちゃめちゃ忙しい準備の9日間の疲れがだんだん出てきて、
最後の山場の一番肝心なソレアの時は、アヘアへ、、、でした。
ついでに、エルフラの打ち上げの写真だい!
もひとつ、ついでに、私の師匠・岡田昌巳先生も登場!
とまぁ、ハードに踊ったり、ハードに準備をしたり、大変なリハーサルをしたり、
それはもちろんやらなければいけない事なので、
大変だし、時には辛いんだけど、根底に「フラメンコと共にいられる幸せと喜び」
があるから、どんなに大変でも、乗り越えられる。
だけんど、、、
毎回、ステージをやる度に、何が一番大変かというと???
さぁ~~~て、なんでしょう???
答えは、「チケットを売る」こと。
例えば、今回のエルフラは、もうチケット売るのが疲れちゃったので、
3月20日だけの1回だけの出演、とさせていただいたけれど、
以前は、毎年3月の毎週水曜日、計4回のステージを受け持っていて、全て完売していた。
ホントに、ホントに、よくチケットを頑張って売っていたと、心の底から感心する。
今、同じ事をやれと言われたら、あたしゃ卒倒する。
舞台を主催するって、聞こえはいいけど、
そして自分の好きな事を、舞台上で好きなように表現出来るのだから、
そりゃぁ嬉しいけど、
それと同じにかぶってくる、「チケット売り」の現実。
私がスペインで生活していた時代で、日本に出入りし始めた1993年から2007年までは、
必ず毎年、大きな劇場でリサイタルや、リサイタルとは別の形の舞台を主催をしていた。
時代的にもフラメンコブームでもあったから、お客さんの動員数も今ほど大変ではなかった。
それでも、印刷屋からチケットが1000枚届くたびに、
「アタシ、1000人も知り合い、いないじゃん。。。」と、
全身から冷や汗が噴き出し、手には油汗。
それでも何とか死にもの狂いでチケットを売って頑張っていた。
大量のチケットを売る、その精神力と体力とは、やった人にしかわからないと思う。
タブラオで50人~150人くらいお客さんを集めるのとは比じゃないくらい、疲れる。
そして、ステージで最高の踊りをしなくてはいけないのに、本番直前まで、
チケットは売れたか心配でたまらないので、そこでも疲れる。
なぜなら、チケットが売れないと、すべて「赤字」となって自分にかぶってくるから。
ぶっちゃけた話、(私の場合だけど)以前、スペイン人を招聘して、劇場を2日間使って、
それに照明・音響、その他、山のように人を動かして舞台を作り上げて、
簡単に800~900万円近くまでいっちゃってた。
(スペインからアーティストを何人呼ぶかで、値段が大幅に違ってくる)
チケットを頑張って売っても、もちろん赤字は大量に発生する。
赤字の額を見て、再び、全身から冷や汗と油汗、そしてショックを引きずる。
そいういう精根尽き果てるような事を毎年毎年繰り返しているうちに、
ホント、 突然、
疲れちゃった。 のである。
だから、2007年から、自分の大きなリサイタルのような舞台を、
ブッチリとストップしてしまった。
なんで、いつもいつも、踊り手だけが、巨額なお金を払い、チケットを売り、
結果、赤字をかぶり、、、、精根疲れ果て、、、
を繰り返さねばならんのだ、と。
しかし、、、日本では、そういうシステムなので仕方ない。。。
(-_-;)
だから、もう無理をせず、
小規模で十分いいのだから、チケット売りで大変な思いをしない程度にして、
今の自分に合った箱のサイズ(劇場のサイズ)を選んで、
「今だから、これをやりたい!」と思う事を、やりたい時にやろう。
と、尽き果てた2007年から5年経って、だんだんと重い腰が上がってくるようになり、
やっとこさ、 「さぁ!あたしゃ、久々に復活するぞ~~~」
と、思う今日このごろとなったのであります。
書いているうちに、だんだん、流れが変わって、
変な決意表明になっちゃった。
すみません、計画性のない文章で。
また近々書きますね。
3月30日
by amicielo33 | 2013-03-30 22:33